ヒヤシンスのある風景

歯ブラシだけを持って、色々な街を見て歩きたい
<< 謎の鳥 | main | 夜の散歩をしようじゃないか >>
サボテンの花



サボテンが
ほのピンクの
大きなドリルのような蕾を
いくつも通りにむけて
立っていた。



異様な存在感だ。



初めてそこにサボテンが
置かれているのに気がついた。








次の日
あのサボテンは
いきなり
全ての花を咲かせていた。



以外にも白い花で
サボテンの身には余るほど、
大輪の花々だった。



近づいてよく見ると
その花は
大きくクチを開けて、
あからさまに虫を招くような形をしていた。








次の日
夫とその花を見に行くと、
花はしおれ始めていた。



一日だけの生命。



ちゃんと後世の為に、
虫を招き入れられただろうか。








ふと思う
私達はいつまで生きつづけたらいいのだろうかと。








またいつか
あの道端の
排気ガスとホコリにまみれたサボテンが
グロテスクな花を咲かせるのを
見てみたいような気がした。





JUGEMテーマ:日々徒然
| 風信子 | - | 01:45 | comments(0) | - |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 01:45 | - | - |









 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>

このページの先頭へ